top of page
Version8_edited.png

大会長挨拶

大会長挨拶

第11回 日本予防理学療法学会 学術大会

大会長  笠原 岳人

(仙台大学 体育学部 教授)

図1.jpg

 第11回日本予防理学療法学会学術大会を2024年11月9日(土)から10日(日)まで、宮城県で開催するにあたり、皆様にご挨拶を申し上げます。

 地域社会の超高齢化が加速するなか、子どもから高齢者にいたる国民一人ひとりが生涯にわたり、心身ともに健康で明るく元気に暮らしていくための社会づくりを学術的に応えることが日本予防理学療法学会の目標です。しかし、誰もが健康なまま長生きできるわけではありません。2000年にWHO(世界保健機関)が 「健康寿命」という概念を提唱して以来、単なる寿命ではなく、「健康に生活できる期間」をいかにして延ばすかが、人生100年時代を生きる私たちの大きな課題になっています。 

そこで、今回の学術大会では、メインテーマとして「人生100年時代に向けた健康づくりの実践」を掲げました。本大会が、様々な立場からの情報発信や活発な討論の場になることで、人生100年時代における健康づくりの実践を支援するためのエビデンスの構築に向けた道筋になればと願っています。

 開催地の宮城県は、杜の都仙台を中心に、日本三景の松島、鳴子や秋保といった日本有数の温泉郷など、自然が豊かなところです。また、海の幸や山の幸などの美味しい食べ物が豊富で、特に、お寿司や牛たんは観光客が長蛇の列をなす有名店がたくさんあります。ぜひ、宮城にいらした際は、学会の合間を縫って、観光地の名所巡りや、美味しい料理をご堪能いただければと思っております。また、大会の主会場は、宮城県の県南に所在する、仙台大学船岡キャンパスにて開催します。仙台大学は、東北・北海道の地域で、唯一の体育・スポーツ系の総合大学です。スポーツを愛してやまない体育大生たちの「走る・飛ぶ・投げる」など、元気に躍動する姿を見ていただきながら、皆さんと一緒に心ゆくまで健康づくりについて議論をしていきたいと考えております。

 我々、準備委員一同、総じて素晴らしい大会にするように準備しつつ、皆様が宮城においでになられる日を、心よりお待ちしております。

bottom of page